これはイスラムではない!
アッサラームアライクム
小さな少女が望まない結婚をさせられているとかそういう広告を電車や雑誌の広告で見たことがあるでしょう。
親の借金のカタに10歳の娘が60歳の男(父の友達)と結婚させられたという話しも聞いたことがあるかもしれません。
こういう出来事は実は毎日、アフリカ諸国、インド、パキスタン、バングラデシュ、アフガニスタンなどで起きています。
それがイスラム教の国で起きているから
イスラムはそういう女性軽視、女性差別をする宗教だと言われています。
今日もこんな記事「アフガニスタンで警察官になった女性たち」取材漫画家 井上きみどり先生|開発途上国レポート|なんとかしなきゃ!プロジェクト 見つけました。
アフガニスタンの現状です。
アフガニスタンは全員がイスラム教の国ではありませんし、男性、女性もその家庭によって
正しい教育を受けられるわけではありません。
アフリカ諸国、バングラデシュ、インド、パキスタン、これらの国の人々もアラブ諸国においてもイスラムの正しい教育を受けた人もいれば勉強することもままならず、または親の教育が不足してか教育を受けることが出来なかった人もいます。
日本のように義務教育がなく、みんな平等的なものではないのです。
ですから、イスラムがこういう教えをしているわけではありません。
イスラムは三大宗教の中でも初めて女性を護ることを説いた宗教です。
女性差別、女性軽視は宗教から起きたものではなく、その土地に元々あった土着文化です。
イスラム教も本来は一つなのでありますが人を介して広がっていくうちにいくつものグループに分かれています。
私のまわりにはクルアーン とハディースを信仰の柱にされている方ばかりですが
学派という学者が土着文化に合わせ、その土地に合うよう解釈し直したものを柱にしている方もいるし
リーダー的な人が書いたものを基礎として信仰しているグループもあります。
信仰は自分対 神
グループ同士での闘争、紛争もあるようですが
基本イスラムは平和な宗教なのです。
女性軽視や差別もありません。
アシッドアタックも鼻を切り取るなども
宗教の教義ではありません。
人間爆弾もジハードの意味がわからない無知で愚かな人間が起こしている行為であり、イスラムの精神ではありません。
リンクした記事の女性がスカーフを巻いているからイメージとして、もうイスラムですよね。
こうやってやんわりと同情から人の心に入りイスラム教嫌いを増やしているようにも感じてしまう。
世界は何故こんなにもイスラムを排除しようとしているのでしょう?
イスラムコミュニティの中での社会は女性は安心して護られて暮らしていますし、男性は優しく紳士です。
土着文化ではなく、イスラムの正しい教育が
多く広まりますよう、祈ります。
アーミン