イーティカーフについて
マジスドにこもることイーティカーフといいます。
イーティカーフをすると決めたなら
最初にニイヤを正しましょう
せっかくの尊い時間を持つことができたのだからしっかりと準備をすることが大切です。
何処のマジスドに行くか、何を持っていくのか
自分のイーティカーフのプログラム、イーティカーフしている間、何をするかを決めてからいきます。
無目的でやればいいものではありません。
自分なりに
クルアーンを読むとかハディースを読むとか目的、目標を設定して行うようにしましょう。
そして、自分に対しての動機付けをします。
何故イーティカーフをするのか
その想いも継続していきましょう。
実際に中東であった出来事です。
普段、仕事がとても忙しい男性が
イーティカーフを最後の10日間にしたいと仕事を工面して休みを取りました。
その準備は奥様がしました。
ご主人が持っていく服にアイロンかけて、洗面具や軽食を準備して、クルアーンなどイバータに必要な物も全て持たせるよう10日間のための準備をしました。
ご主人は「10日の中でクルアーンの三ジュズをわたしは覚えたいと思っています。どうか私のためにドゥアーをしてください。」と奥様に言いました。
奥様は「インシャアッラー、あなたが目標達成出来るようドゥアーします。」と答えました。
奥様は乳飲み子がいましたから一緒に行くことが出来ませんでした。
でも奥様はずっとアッラーにドゥアーをしていました。
「私も少しでも覚えたい。一つでも多くのジュズを私に覚えさせてください。」と。
奥様は家の火事や子供の世話をしながらクルアーンを読み続けていました。
何をするときも片時もクルアーンを離さず読み続けていたそうです。
そしてラマダーンが終わり三十ジュズを覚えたそうです。
ご主人が帰宅し、「ありがとう、君のお陰で私は目標の三ジュズを覚えることが出来たよ。」と言われたそうです。
この話は私たちの教訓になります
日常は様々な出来事がありますがアッラーはその人のイバータをタクアーをご覧です。
目標が出来たならそれをアッラーへドゥアーしていきましょう。
どうぞそれについてタウフィーク容易な道を授けてくださいと。
そして努めていきましょう。